高松コンストラクショングループは、子会社の青木あすなろ建設の全株式をTOBで追加取得し、完全子会社化することを決定した。青木あすなろ建設は上場廃止となる見通しで、賛同の意見を表明している。両社は協働しているが、グループ一体営業活動に制約が生じているため、TOBで完全子会社化することにより、事業の推進を一層進めることができる。買付価格は1株1210円で、買付金額は138億円。買付期間は2019年8月7日~9月19日。M&Aアドバイザーとしては、両社の協力による事業拡大や効率化が期待されると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。