関門海がシンガポールのとらふぐ料理店「玄品」を運営する現地企業の全株式を取得し、子会社化した。取得価額は非公表。関門海は飲食店事業を展開しており、2017年にシンガポールに進出したが、フランチャイズ展開が思うように進まず、現地運営会社から株式買い取りの依頼があったという。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:関門海は海外進出に積極的であり、今回の子会社化もその一環と考えられる。しかし、フランチャイズ展開が失敗した経緯があるため、今後はより慎重な事業展開が求められる。また、取得価格が非公表であることから、買収の戦略的意図や評価については不明瞭である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。