西華産業が三菱重工エンジン&ターボチャージャとその子会社の国内船舶用エンジン販売・サービス事業を取得することを決定した。対象事業は売上高82億円、従業員数170人、国内拠点数20で、取得価額は非公表。取得予定日は2020年10月1日。西華産業は三菱系機械商社で、現在、三菱日立パワーシステムズが筆頭株主。
M&Aアドバイザーのコメント:西華産業の取得は、敷島機器の船舶用エンジン販売・サービス事業の拡大に向けた戦略的な一手である。三菱重工エンジン&ターボチャージャの技術力とネットワークを活用し、敷島機器の事業拡大を加速させることが期待される。また、三菱系企業同士の取引という点でも注目される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。