綿半ホールディングスが、木造住宅のフランチャイズ事業を手がける夢ハウスを全株式取得し、子会社化することを決定した。両社の経営資源や天然無垢材の仕入調達力を相互活用し、事業拡大を目指す。取得価額は27億1800万円で、取得日は2021年7月15日を予定している。夢ハウスは1996年設立で、全国で約400社の加盟店を持ち、一貫体制で木造住宅の製造から施工までを手がける。M&Aアドバイザーとしては、両社の事業統合によるシナジー効果を期待し、今後の成長に注目したい。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。