米国の独立系投資銀行、フーリハン・ローキーが、M&A助言で国内最大手のGCAを子会社化するために、TOBを実施することを発表した。買付代金は最大約681億円で、買付価格は1株につき1380円。TOBが成立すれば、GCAは東証1部への上場が廃止となる見通し。買付期間は8月4日~9月27日で、決済の開始日は10月4日。フーリハン・ローキーはアジアでのプレゼンス拡大が目的で、日本・アジアでM&A助言で実績を持つGCAを傘下に取り込む。M&Aアドバイザーとしては、フーリハン・ローキーのアジア進出により、アジア市場でのM&A活動が一層活発化することが予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。