第一三共とジェネリック医薬品子会社の第一三共エスファは、特許期間満了の長期収載品41製品をアルフレッサ ファーマに譲渡することを決定した。譲渡価額は84億2000万円で、譲渡は2019年3月1日以降順次行われる。M&Aアドバイザーとしては、第一三共ががん領域への投資に注力する一方で、第一三共エスファがジェネリック医薬分野で強みを持つことから、事業最適化の一環としての譲渡は合理的な判断と言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。