積水ハウスは、中堅ゼネコンの鴻池組を傘下に持つ鳳ホールディングスを10月1日に子会社化することを発表した。積水ハウスは2016年に資本提携し、持ち分法適用関連会社化していたが、株式の50%超を取得して関係を強化する。普通株式の所有割合は議決権ベースで45.7%となる。M&Aアドバイザーとしては、積水ハウスが建設業界における競争力を高めるために、鴻池組の技術やノウハウを活用することが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。