神戸物産は、外食関連子会社のクックイノベンチャーの全株式を同社社長に譲渡した。クックイノベンチャーはジー・テイストなどを抱える外食業態を展開しており、譲渡価額は非公表。神戸物産は2013年に子会社化し、経営改善を進めてきたが、クックイノベンチャーが自らの経営判断で事業を拡大することが可能になったため、株式譲渡を決定した。M&Aアドバイザーとしては、神戸物産が経営改善を進めたことで、クックイノベンチャーが自立的に事業を拡大できるようになったという点が注目される。