石光商事は、コーヒー生豆の焙煎とレギュラーコーヒーの加工・販売を手がける東京アライドコーヒーロースターズの株式5.3%を追加取得し、子会社化することを決めた。東京アライドコーヒーは、公害問題への対応や中小焙煎業者の合理化を目的として1972年に発足したが、近年は競合他社との販売競争激化に苦戦している。子会社化により、石光商事は抜本的な構造改革を推し進める。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年4月。M&Aアドバイザーとしては、石光商事が競合他社との販売競争に苦戦している中、東京アライドコーヒーの子会社化により、業界内での競争力を強化することが期待される。