極東開発工業のタイ合弁子会社TREX THAIRUNGの保有株式45%を現地パートナーに約3億5500万円で譲渡することが決定した。TTRはウイングバンの需要が想定を下回り、現地の雇用慣行による操業度の低下などから業績不振が続いていた。三井物産現地子会社も同様に保有株15%を譲渡する。M&Aアドバイザーとしては、今後はより安定した事業展開を目指すため、適切なパートナー選定や事業再編などを検討することが重要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。