栗田工業は、米Avista Technologiesと英Avista Technologiesを完全子会社化することを決定した。Avista TechnologiesはRO膜向けの水処理薬品を製造・販売しており、栗田工業が保有する同薬品と合わせることで商品ラインナップを拡充し、技術・ノウハウを共有しRO膜関連サービスの強化を目指す。取得価額は約92億円で、取得予定日は2019年5月15日。M&Aアドバイザーとしては、両社の事業統合により、水処理薬品市場における競争力が強化されると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。