東海エレクトロニクスが藤田電機工業から半導体製品の販売事業を取得することで合意した。取得価額や詳細は未定だが、2020年以降に新体制をスタートする予定で、当該事業の業績は東海エレクトロニクスの2019年3月期連結売上高の10%を超える規模という。藤田電機工業は電気・機械設備工事のほか、半導体など電子部品の販売を手がける会社である。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:東海エレクトロニクスは、半導体製品の販売事業を取得することで、事業拡大を図ることができる。また、藤田電機工業は、事業の特化を図ることができるため、双方にとってメリットがあると言える。今後、両社のシナジー効果が期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。