東北新社は、PR支援サービスを手がけるENJINの全株式を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は非公表で、取得予定は2021年12月中。ENJINは2012年に創業し、東京五輪・パラリンピック招致プロジェクトや食育プロジェクト、京都大学とのオンライン講座の企画・制作などを手がけている。東北新社は、制作力やクリエイティブ力とENJINの営業・企画力を組み合わせ、顧客ニーズへの対応領域の拡大やサービス向上につなげることを目指す。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:東北新社のENJIN買収は、PR支援サービスの強化に向けた戦略的な一手と言えます。ENJINの営業・企画力と東北新社の制作力・クリエイティブ力を組み合わせることで、より幅広い顧客ニーズに対応できるようになるでしょう。今後は、両社のシナジー効果を最大限に引き出し、事業拡大に注力していくことが求められます。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。