東京センチュリーは、米国子会社を通じてWork Truck Directの全株式を取得し、子会社化した。これにより、中小型トラックと樹木整備機器の短期利用ニーズに応える新サービスを拡充し、ニッチマーケットの輸送需要を取り込むことを狙う。取得価額や取得日は非公表。東京センチュリーは、2019年にAP Equipment Financingを傘下に収めたが、APがかねてWork Truck Directと業務提携関係にあった。樹木整備機器は、米国で林野火災防止・環境保護に重要な役割を果たしている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:東京センチュリーは、米国市場において中小型トラックと樹木整備機器の需要が高まることを見越し、Work Truck Directの買収を決定した。これにより、同社はニッチマーケットにおける競争力を高め、事業拡大を進めることができる。今後も、同社はM&Aを活用し、グローバルな事業展開を加速させることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。