東京ガスは、オーストラリアで保有する4つのLNGプロジェクト・5社の株式をEIG Global Energy Partnersの傘下企業に譲渡することを決定した。譲渡価額は数千億円規模と見られ、影響はないとしている。譲渡予定は2023年3月。M&Aアドバイザーとしては、東京ガスが成長領域への原資配分のために資産構成を見直すことで、今後の事業展開に向けた戦略的な判断を行ったと評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。