星光PMCが鳥取大学発のベンチャー企業、マリンナノファイバーの株式85.4%を取得し、子会社化することを決めた。マリンナノファイバーは、キチンを特殊加工してナノレベルの超極細繊維にした新素材を扱い、化粧品やペットケア製品などヘルスケア分野を中心に事業を展開している。星光PMCは、木材由来のセルロースをナノレベルに解繊した新素材を開発し、主に工業分野をターゲットにしている。M&Aアドバイザーとしては、星光PMCがヘルスケア分野に進出することで、事業ポートフォリオを拡大し、成長戦略を推進することが期待される。