明治海運は、パナマのTRINITY BULKの株式を追加取得して子会社化することを決めた。現在50%の持ち株比率を60%に引き上げ、意思決定を迅速に行えるようにする。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年8月3日。TRINITY BULKは1983年に設立され、残る40%の株式は伊藤忠商事が引き続き保有する。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:明治海運は、TRINITY BULKの株式を追加取得して子会社化することで、外航海運事業の拡大を図るとともに、意思決定の迅速化を目指す戦略を打ち出した。今後、両社のシナジー効果を最大限に引き出し、グローバルな海運市場での競争力を高めることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。