明治海運は、パナマのTRINITY BULKの株式を追加取得して子会社化することを決めた。現在50%の持ち株比率を60%に引き上げ、意思決定を迅速に行えるようにする。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年8月3日。TRINITY BULKは1983年に設立され、残る40%の株式は伊藤忠商事が引き続き保有する。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:明治海運は、TRINITY BULKの株式を追加取得して子会社化することで、外航海運事業の拡大を図るとともに、意思決定の迅速化を目指す戦略を打ち出した。今後、両社のシナジー効果を最大限に引き出し、グローバルな海運市場での競争力を高めることが期待される。