旭化成は、フォトマスク用ペリクル事業を三井化学に譲渡することを決定した。譲渡価額は74億円で、譲渡予定日は2022年7月1日。三井化学はペリクル市場の大手で、旭化成との思惑が一致したため、旭化成は今後の事業運営を三井化学に委ねることにした。M&Aアドバイザーとしては、両社の戦略的な合意により、業界の競争力が向上することが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。