日総工産は、ニコン日総プライムの株式2%を追加取得し、子会社化することを決めた。これにより、持ち株比率は51%に引き上げられる。ニコン日総プライムは、ニコンがグループ内の人材サービス会社として設立した会社であり、日総工産は2020年1月に49%を出資していた。取得予定日は2022年7月1日。ニコングループの高年齢従業員の雇用機会の開拓や確保、仕組みの構築に取り組むとともに、地方自治体と連携して多様な人材の地域への還元などを進めている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:日総工産は、ニコン日総プライムの株式2%を追加取得し、子会社化することで、ニコングループの人材サービス事業において更なる経営効率化を図ることができる。また、地方自治体との連携により、多様な人材の地域への還元を進めることで、地域社会に貢献することが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。