日精樹脂工業は、中国の太倉滝田金属製品有限公司の全持ち分を取得し、子会社化することを決定した。太倉滝田は、日精樹脂工業の中国生産子会社に部品を供給している。この取引は、部材の安定調達や原価低減を目的としている。取得価額は非公表で、取得予定日は2023年6月30日である。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:この取引は、日精樹脂工業が中国市場での事業拡大を進める上で重要な一歩である。太倉滝田の技術やノウハウを活用することで、日精樹脂工業はより競争力のある製品を提供できるようになると期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。