日清紡ホールディングスは、日立国際電気の株式80%を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は約370億円で、取得予定日は2023年7月31日。日清紡は無線・通信、マイクロデバイス、ケミカルの3つを戦略的事業領域と位置付けており、無線・通信事業の強化につなげる狙いがある。M&Aアドバイザーとしては、日清紡が無線・通信事業の強化に向けた戦略的なM&Aを進めていることが注目される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。