日清紡ホールディングスは、ドイツのRBI GmbHとLEAS GmbHを買収し、ETCやITS関連事業の拡大を目指す。JRCモビリティを通じて、両社の全株式を取得した。RBIはインフォテイメント車載機器の開発支援を主力とし、LEASは組み立てを行う。株式の取得価額は非公表。M&Aアドバイザーとしては、日清紡ホールディングスが欧州自動車向け車載機器ビジネスを機動的に展開できるようになると評価している。また、道路課金システムの仕様が多様化する中で、開発スピードの向上が重要性を増していると指摘している。