日本製紙が、豪州の包装資材メーカー大手、オローラから豪州とニュージーランドにおける板紙パッケージ部門を買収することで合意した。買収金額は約1243億円で、2020年1月31日に買収完了を予定している。これにより、オセアニア地域で段ボール事業に進出する。M&Aアドバイザーとしては、日本企業の海外進出によるグローバル展開の一環として、今後も注目すべき動きがあると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。