日本興業が、子会社の新茨中のコンクリート二次製品製造・販売事業を取得することを発表した。東日本地区での生産・販売の強化が狙いで、2020年10月からは新茨中の湯崎工場の生産能力増強に乗り出す。日本興業は、東日本での公共事業予算の重点配分や自然災害に備えた需要の高まりを見込んでいる。取得価額は未定で、取得は2022年4月を予定している。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:日本興業の今回の取得は、東日本地区での需要の高まりに対応するための戦略的な動きである。今後も、需要の高まりに合わせたM&Aが増加する可能性がある。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。