日本ライトンは、フィリピンでコンタクトイメージセンサー組み立てや半導体部品の加工・検査を手がける子会社のL&K INDUSTRIES PHILIPPINES, INC.の株式65%を台湾の傑田企業股份有限公司に譲渡することを決定した。譲渡価額は45万ドルで、取得予定日は2019年8月中旬。傑田企業股份有限公司はコンタクトイメージセンサー事業で20年以上の実績を持ち、フィリピンに生産拠点の確保を計画していた。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:日本企業が海外子会社の株式を譲渡することで、海外進出戦略の見直しや事業の再編成を進める動きが見られます。今後も、グローバルなビジネス環境の変化に合わせて、M&Aや譲渡などの戦略的な動きが増えることが予想されます。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。