日本ハムは、ウルグアイ子会社BPUの全株式をブラジルのMinervaに譲渡することを決定した。BPUは食肉処理実績があり、中国、欧州、米国、日本などに製品を輸出している。Minervaは牛肉の生産・販売を主力とし、世界100カ国・地域以上に輸出している。譲渡価額は企業価値4000万ドルで、譲渡予定日は2023年10月31日。M&Aアドバイザーとしては、日本ハムが事業ポートフォリオの最適化を進める中で、BPUの譲渡は戦略的な判断であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。