日本アンテナが東芝コンシューママーケティングのアンテナ・メディア機器事業を取得することを決定した。取得するのはアンテナ、ブースター、チューナーなどの製造販売事業で、当該事業の売上高は約13億4000万円。日本アンテナは通信・放送用アンテナ専業メーカーであり、TCMを傘下に取り込むことで新商品の開発や既存商品の改良改造のスピードアップを進めるほか、家庭用機器のアフターサービス拠点としてTCMの特約店網との協業を通じたシナジー創出を期待している。取得価額は非公表で、取得予定日は2019年4月1日となっている。

M&Aアドバイザーのコメント:日本アンテナがTCMのアンテナ・メディア機器事業を取得することで、製品ラインナップの拡充やアフターサービスの強化を図ることができる。また、TCMの特約店網との協業により、新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待される。