日本テレビホールディングスが、スキルアップ・ビデオテクノロジーズから映像配信事業を21億6400万円で取得することを決定した。取得予定日は2018年8月31日で、日本テレビ放送網が設立する新会社が同事業を譲り受ける。オプトホールディングは動画広告事業に経営資源を集中するため、映像配信事業を切り離すことにした。M&Aアドバイザーとしては、日本テレビホールディングスがインターネット動画配信市場の拡大に対応するため、戦略的な買収を行ったと評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。