新日本建設は、中国の不動産開発子会社の出資持分(70%)を建材製造・販売の旭興進建材に譲渡することを決定した。譲渡価額は162万円で、譲渡予定日は2018年10月下旬。これは、瀋陽市で進めている不動産開発プロジェクトの第3期の精算を行うためのもので、第1期、第2期の精算はすでに2009年に完了している。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:この譲渡は、新日本建設が不動産開発プロジェクトに集中するために、不動産開発子会社の出資持分を手放す戦略の一環として行われたものである。建材製造・販売の旭興進建材にとっては、不動産開発プロジェクトに関連するビジネスを拡大する機会となる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。