川崎汽船は、米国の物流事業会社CDSの全保有株式をSun Capital Partnersに譲渡することを決定した。譲渡価額は未確定だが、関連会社株式売却益約50億円を特別利益として計上する予定で、譲渡予定日は2021年5月31日。CDSはバイヤーズコンソリデーション事業、NVOCC事業、陸送事業、倉庫業などを手がける。M&Aアドバイザーとしては、川崎汽船が事業構成見直しを進める中で、CDSの譲渡は戦略的な決断であると言える。