岡本硝子が、光学部品メーカーの二光光学を全株式取得し、子会社化することを決定した。二光光学は、コックピット用液晶ディスプレーの表面ガラスに反射防止膜と導電膜を蒸着する加工を主力としている。岡本硝子は、多層薄膜技術を生かし、機能性薄膜事業を拡大中であり、二光光学を傘下に取り込むことで相乗効果が期待できるとしている。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年4月1日となっている。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:岡本硝子は、機能性薄膜事業を拡大するために、二光光学を傘下に取り込むことで相乗効果を期待している。今後、両社の技術やノウハウを統合し、新たな製品開発に取り組むことで、市場競争力を高めることができると考えられる。