小松マテーレが繊維メーカーの吉田産業の株式80%を取得し、子会社化することを決めた。両社の技術を融合し、産業資材分野で新商品の開発、顧客基盤の拡大を目指す。取得価額は非公表で、取得予定日は2022年2月4日。吉田産業は1963年に設立され、産業資材分野を中心とした機能性素材を展開している。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:小松マテーレの吉田産業株式取得は、技術の融合による新商品開発や顧客基盤の拡大を目指す戦略的なM&Aである。両社の強みを生かしたシナジー効果が期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。