大成は、シンガポールのファシリティマネジメント企業C+H Associatesの株式75%を取得し、子会社化することを決定した。C+Hは公的物件のファシリティマネジメントで実績を持っており、大成はこれを東南アジアでの事業拡大につなげる。取得価額は非公表で、取得予定日は2019年10月31日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:大成の東南アジアでの事業拡大に向けた取り組みは、今後も継続していくことが予想される。C+H Associatesの取得により、大成はシンガポールでのビルメンテナンス市場に参入し、競争力を高めることができる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。