土木管理総合試験所が、アドバンスドナレッジ研究所の全株式を取得し子会社化することを決定。建設コンサルタント事業のサービスメニュー拡充を目的とし、熱流体シミュレーションを活用した建築環境の検討・考察に注力する。取得価額は9億3700万円で、取得予定日は2021年1月18日。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:建設業界において、省エネや快適性の観点から熱流体シミュレーションが必須となっている中、土木管理総合試験所のアドバンスドナレッジ研究所の取得は、競争力強化につながると考えられる。今後は、熱流体解析ソフトウエア開発による技術力の向上や、建築環境の最適化による顧客満足度の向上が期待される。