合同会社インバウンドインベストメントが、不動産仲介やコンサルティング、商業ビル再生事業を手がけるイントランスの株式を公開買付する。目的は、イントランスの筆頭株主であるASOが所有する株式と、第2位株主である麻生正紀氏が所有する株式の全株式を取得すること。買付予定数は1927万6700株で、買付価格は1株153円で、買付総額は約29億4933万円。買付後は、合同会社インバウンドインベストメントが役員を派遣し、イントランスの事業を支援し、業容の拡大を目指す。上場は維持する方針。M&Aアドバイザーとしては、今後も不動産業界においてM&Aが活発化すると予想される。