力の源HD、PANDA EXPRESSの日本国内展開合弁子会社の株式51％を米PRGに譲渡、米国のIPPUDO運営子会社を完全子会社化。

力の源HDは、中華レストラン「PANDA EXPRESS」を日本国内で展開する合弁子会社の51％を米Panda Restaurant Group, Inc.に譲渡し、共同出資パートナーとの合弁関係を解消する。また、米国でラーメン「IPPUDO」を運営する合弁子会社の株式49％を引き取り、完全子会社化する。譲渡価額、取得価額は非公表。両社は各ブランドの成長戦略や運営方法について検討を重ねた結果、それぞれ直接運営することが最善であると判断した。M&Aアドバイザーとしては、両社の戦略的な判断に基づくM&Aであることが伺える。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。