凸版印刷がドイツの建装材用化粧シートメーカー、インタープリントの全株式を取得し、子会社化することを発表した。取得価額は約480億円で、買収は12月中に完了する予定。インタープリントは世界有数の規模で事業を展開しており、凸版印刷はこれまでにも海外市場の開拓に力を入れてきた。M&Aアドバイザーとしては、凸版印刷が海外市場での生産体制を強化するために、今回の買収を行ったと考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。