凸版印刷はトッパン・フォームズにTOBを実施し、完全子会社化することを発表した。買付代金は約675億円で、買付期間は11月11日から12月23日までの30営業日。トッパン・フォームズはTOBに賛成の意見を表明し、株主には応募を推奨している。M&Aアドバイザーとしては、トッパン・フォームズがDXに対応し、デジタルビジネス事業の売り上げを増やすための戦略的な決断だと評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。