児玉化学工業は、中国子会社の無錫普拉那塑膠有限公司の全出資持ち分を現地の蘇州明強塑料有限公司に譲渡することを決めた。譲渡価額は約8500万円で、譲渡予定日は2020年3月31日。この決定は、販売低迷と米中貿易摩擦による事業環境の変化を考慮したものである。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:児玉化学工業は、事業環境の変化に対応するため、無錫普拉那塑膠有限公司の譲渡を決定した。今後は、より収益性の高い事業に注力することで、企業価値の向上を目指すことが重要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。