住友金属鉱山が、住友大阪セメントのLFP電池材料事業を取得することを決定した。LFP電池材料は需要拡大が見込まれており、新たな市場の創出が期待される。取得価額は非公表で、取得予定日は2022年5月1日。住友大阪セメントは増産体制を進めるため、事業を住友金属鉱山に託すことを決めた。
【M&Aアドバイザーのコメント】
住友金属鉱山のLFP電池材料事業の取得は、電動化が進む現代において、需要が拡大する電池材料市場に参入するための重要な一歩となる。今後は、住友金属鉱山がLFP電池材料の開発をスピードアップし、品ぞろえの充実につなげることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。