住友金属鉱山が、住友大阪セメントのLFP電池材料事業を取得することを決定した。LFP電池材料は需要拡大が見込まれており、新たな市場の創出が期待される。取得価額は非公表で、取得予定日は2022年5月1日。住友大阪セメントは増産体制を進めるため、事業を住友金属鉱山に託すことを決めた。

【M&Aアドバイザーのコメント】
住友金属鉱山のLFP電池材料事業の取得は、電動化が進む現代において、需要が拡大する電池材料市場に参入するための重要な一歩となる。今後は、住友金属鉱山がLFP電池材料の開発をスピードアップし、品ぞろえの充実につなげることが期待される。