中央自動車工業が、三菱商事の子会社であるABTを買収することを決定した。ABTは損害保険会社の全損認定車両処分に関する業務を手がける会社で、株式91%を11月28日付で取得し、残りの株式については12月20日に株式交換を通じて取得する。株式取得価額は52億2500万円で、相乗効果を期待している。M&Aアドバイザーとしては、中央自動車工業の業務拡大に向けた戦略的な買収であると評価できる。