三菱ガス化学は、エンジニアリングプラスチックの販売を手がける子会社の三菱エンジニアリングプラスチックスを追加取得し、持ち株比率を75%に引き上げることを決めた。これにより、基盤事業であるポリカーボネート事業の競争力向上を図る。MEPはPCの世界シェア10%超で、販売会社として世界第3位である。M&Aアドバイザーとしては、三菱ガス化学がPC事業の強化を図ることで、今後の安定的な成長が期待できると考えられる。