三菱HCキャピタルは、不動産融資業務を手がける子会社のダイヤモンドアセットファイナンスの全株式をSBIホールディングス系列のキーストーン・パートナースに譲渡することを決めた。譲渡価額は64億円で、譲渡予定日は2023年3月1日。DAFは居住用不動産デベロッパーや投資用マンションのオーナー向けの融資を中心に事業展開している。M&Aアドバイザーとしては、キーストーンの企業投資の経験・ノウハウの活用やSBI傘下の金融機関との連携がDAFの成長につながると判断された。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。