三洋貿易が、バイオテクノロジー関連の機器や試薬・消耗品の輸入販売を手がけるスクラムの全株式を取得し、子会社化することを決めた。競合商材の取り扱いがなく、相乗効果が期待できるとしている。取得価額は非公表で、取得予定日は2022年2月25日。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:スクラムのバイオテクノロジー関連の事業は、今後ますます需要が高まることが予想される分野であり、三洋貿易の事業にも相乗効果が期待できる買収となっている。今後は、両社の事業をシナジー効果を最大限に発揮させるために、統合を進めることが重要となる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。