三井製糖と大日本明治製糖が2021年4月に経営統合することを発表した。持ち株会社は日本甜菜製糖の株式を10%程度取得し、資本業務提携する予定。統合により、国内市場の変化や国際競争力の強化を図る。三井製糖は株式交換によって大日本明治を完全子会社化し、会社分割によって持ち株会社化する。持ち株会社の名称や本社所在地、役員構成や統合比率などは今後決定される。M&Aアドバイザーは、経営統合により、両社の経営ノウハウを結集し、国内供給体制の基盤強化と国際競争力の向上を図ることが期待されるとコメントしている。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。