三井物産は、エームサービスの株式50%をアラマークから取得し、完全子会社化することを決めた。取得価額は約700億円で、2023年第1四半期に完了予定。エームサービスは全国約3900カ所で1日約130万食を提供する給食大手で、三井物産はグループの総合力を発揮し、食を通じたウェルネス分野の事業拡大を目指す。M&Aアドバイザーとしては、三井物産の戦略に合致する買収であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。