三井住友建設は、三井E&S鉄構エンジニアリングの株式70%を取得し、子会社化することを決めた。これにより、鋼構造物分野に進出し、従来のコンクリート橋だけでなく、鋼橋の受注などを取り込む。取得価額は11億2000万円で、取得予定日は2020年10月1日。M&Aアドバイザーとしては、三井住友建設が鋼構造物分野に進出することで、事業拡大につながると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。