三井住友建設がシンガポールのAntara Koh Private Limited(AKPL)の全株式を約76億円で取得し、子会社化することを決定した。AKPLは海外橋梁工事で主に基礎工事を担当するパートナーとして、長年信頼関係を築いてきた。三井住友建設はAKPLが保有する船舶や杭基礎技術の活用、施工管理体制の連携などによる競争力向上に向けてメリットが大きいと判断した。取得予定日は2022年2月15日。M&Aアドバイザーとしては、三井住友建設の海外事業拡大に向けた戦略的なM&Aであると評価できる。