レスターホールディングスが、音響システムの設計・構築を手がけるタックシステムを子会社化することを決定した。これにより、ファイルベース化が進展する放送業界に対応し、技術的な提案力の向上や商材拡充が期待される。取得予定は2022年4月で、株式の取得割合などは非公表。タックシステムは1995年設立で、放送局・音楽スタジオ・MAスタジオなどのサポート業務を主力とし、自社製品も展開している。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:レスターホールディングスのタックシステム子会社化は、放送業界のファイルベース化に対応するための戦略的な動きである。タックシステムの技術力を活かし、レスターホールディングスの事業拡大につなげることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。