レオパレス21は、ベトナム子会社の全出資持ち分を中和石油に譲渡することを決めた。これは、施工不良問題による業績悪化に伴う構造改革の一環で、非中核・不採算事業からの撤退方針に基づくものである。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2021年4月1日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:レオパレス21の不採算事業からの撤退は、経営戦略の一環として必要な判断である。今後は、より収益性の高い事業に注力することで、業績の改善を図ることが求められる。また、今回の譲渡により、中和石油が新たな事業展開を進めることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。